彩雲株式会社では

雲南・瀾滄江の両岸に,樹齢百年以上の古茶樹30万本 が今も息づく。

古茶樹は古代プ族(ブラン族の祖) が唐代から栽培した生きた化石,茶馬古道 の蹄跡が刻んだ碑,世界で唯一完全な栽培型古茶樹遺伝子庫。我々が守るのは茶樹だけでなく,千年続く共生システムである。

茶馬古道の要衝である雲南省は,独特の地理的・気候的条件に恵まれ、古来より特異な大葉茶樹を育んでいます。彩雲株式会社は、最高品質の雲南大葉茶を産地から厳選し,伝統的な製法を守りながらお客様に提供する。

葉の集まりの中に白紙のタグが置かれ、タグには手書きで日付と文字が書かれている。
竹の足場で果樹を摘み取る人々

生プーアル茶——独特の自然発酵製法で、様々な味わいを楽しめます。

他の茶園の人為育種とは異なり,ここでは一枚一枚の葉に 自然進化の暗号が刻まれ―

野生型の苦味濃厚(巴達1700年茶樹王),

栽培型の蜜香悠長(景邁山1300年古茶園),

過渡型は馴化史の証人(邦崴千年古樹)。

生プーアルは古代茶林の時空カプセルとは言える。

新茶は山野の清香を放ち,三年で松茸のような蜜香へ転化,十年を経て樟木の薬香を沈澱する。一口ごとに唐宋の茶農との対話を喫する。

石臼圧縮で活性酵素を封じ,時間で熟成力を覚醒させる、呼吸する茶史を味わっていく。

大量の新芽茶葉を選別している人の様子
乾燥させるために布の上に広げられたさまざまな種類の茶葉が白いテーブルに並べられている。
陶器の窯で緑茶の葉を焙煎している作業員三人。